こんにちは、カイです。
昨日、遂にスクワット200kgを挙げて自己ベストを更新できました。
もちろん試合で挙げた訳ではないので公式記録ではありませんが、それでもベストの更新というのはやはり嬉しいものです。
Comp SQ
200×1@9(PR)遂にスクワット200kg到達。
ずっと跳ね返され続けてた壁を遂に突破出来た。
めちゃくちゃ嬉しい。若干しゃがみが浅かったから試合までには修正する。
まだまだいける。 pic.twitter.com/wc0CdWVnkl— カイ | GOAL-B (@Kai_MuscleBlog) May 2, 2021
あと1回ぐらいは挙げられそうな余力を残して挙げられたので、5月23日の東海パワーリフティング選手権大会では、第三試技で205~210kg付近は狙えそうです。
そうなると、今年1月に競技練習を本格的に再開してからスクワットは+15~20kgの伸びになります。
僕のようなトレーニング歴が10年以上の人間からすると、かなり大きな伸び幅です。
なぜここ最近スクワットの記録が大きく伸びているのか、改めて自己分析してみたいと思います。
目次
ここ最近スクワットが伸びている理由
理由は色々ありますが、主に以下の5つに集約されると思います。
①正しい身体の使い方がようやく理解出来てきた
これまで渋谷さんを始めとして、三土手さんや児玉さん、栗原さん、鈴木祐輔さんなど、様々な選手のセミナーやパーソナルを受けてきました。
強豪選手と共に合同練習をしたり、地方のジムに出稽古に行ったりもしてきました。
その中で様々なことを学び、吸収してきましたが、ようやくそのエッセンスが自分の中に落とし込めてきた感があります。
身体の使い方が、以前までとは根本的に変わっています。
具体的には担ぎで胸椎が丸まらなくなり、腹圧も掛けれるようになり、しゃがみで膝をしっかり外に割ってしゃがめるようになりました。
足裏の踏み圧もしっかりと感じながら動作できるようになりました。
以前までは「バーに力が伝わっている気がしない」「このフォームで200kg以上は担げる気がしない・・・」といった感覚がありましたが、今は違います。
正しい身体の使い方を身に着けたことで、自分本来の力を出し切れるフォームになったのを感じています。
②中澤さんのオンラインコーチングでプログラムと指導を受け始めた
3月の愛知県パワーリフティング選手権大会が終わってからは、中澤悠人さんのオンラインコーチングを受けながら日々の練習を進めています。
これまではほぼ完全に独学でその日の気分に合わせてメニューを組んでいました。
今はプログラムを作成してもらい、そのメニューを忠実にこなしています。
強くなるために必要な刺激が、過不足なく身体に入力されていっている感覚です。
自分でメニューを組むとしたら、しんどすぎたり、やりたくないメニューは入れませんが、コーチに組んでもらうと容赦なく入ってきます(笑)
そのお陰で強くなれていると思います。
また、コーチから常にフォームに対してもフィードバックをもらっているので、成長速度が段違いです。
1人で考えていては辿り着けないか、辿り着くのが難しいレベルまで最短で成長できていると感じます。
③練習時間・頻度を確保できている
今は一日3時間・週4日の練習を行うことを最優先に予定を組んでいます。
仕事がどんなに忙しくても、この時間だけは確保しています。
以前までなら「空いている時間で練習しよう」と思っていましたが、そうすると仕事が立て込んでいるときや遊びの誘いがあったときは「今日はもういいか」と練習を後回しにしてしまうことがよくありました。
でも今は練習優先です。
もちろんオールライフで人生を充実させたいので、仕事や遊びにも全力ですが、練習時間を確保するためにしっかり時間のマネジメントをするようになりました。
強くなるために必要なのは練習。この考えは揺らぎません。
④日本一になると本気で決めた
なぜ、ここまで行動が変わったのかと言えば、「2023年のジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会で優勝する」と本気で決めたからです。
本気でなると決めてから、行動が変わりました。
1人の力では辿り着けないと思い、中澤さんにオンラインコーチングに申し込みました。
練習を後回しにしていては強くなれないので、練習時間を絶対に確保するようになりました。
怪我をしないため、そして良い動きを出して質の高い練習をするために、ウォーミングアップや家でのケアにも本気で取り組むようになりました。
その結果が記録の伸びに結びついていると思います。
⑤認知科学に基づくコーチングを自己適用出来ている
スポーツではよく「心・技・体が大事」と言います。
肉体を鍛え、技術を高めるのは勿論のこと、僕は心(マインド)についても取り組みをしています。
具体的には、1月に株式会社GOAL-Bに入社してから「認知科学に基づくコーチング」というものを学び、自己適用しています。
詳しい説明は省きますが、僕は「目標達成のために必要な脳の使い方」のプロフェッショナルになろうとしています。
身体には解剖学という原理原則があるのと同様に、脳の働きにも原理原則があります。
それらを正しく理解すれば、取り組み方も劇的に変わるし、モチベーションの波に悩まされることもなくなります。
実際僕は今、この学びを自己適用することで、これまでにないぐらいの熱量で競技に取り組めています。
「認知科学に基づくコーチング」と出会ったことは、間違いなく記録を伸ばすきっかけになりました。
まとめ
というわけで、スクワット200kg挙げた報告と、その要因分析の記事でした。
200kgは僕にとって、ずっと越えられそうで越えられない高い壁だったので、本当に嬉しいです。
要因については色々書きましたが、一言で表すなら、「心・技・体の全てのレベルが高まったから」ですね。
中澤さんのオンラインコーチングのお陰もあり、肉体のレベルは上がり、技術も少しずつ向上しています。
心(マインド)については認知科学に基づくコーチングを学び、自己適用することで、とても良い状態で競技に取り組めています。
特に心(マインド)の重要性については誰よりも理解しているつもりなので、そこでライバル選手達とは圧倒的な差を生んでいきたいと思っています。
今回は嬉しかったので報告記事を書きましたが、あくまでスクワット200kgは通過点。まだまだ記録を伸ばしていきます。
それではまた!