パワーテックのパワーラックWB-PRシリーズですが、現在は新型モデルとして『WB-PR18』が販売されています。
僕のホームジムで使用している旧型の『WB-PR16』とは、どこが違うのでしょうか?
この2つの違いについて解説していきます。
目次
パワーテックのWB-PRシリーズは、最高クラスの自宅向けパワーラック

パワーテックのWB-PRシリーズは、自宅向けのパワーラックとしては最高クラスのパワーラックです。
本体耐荷重454kg、チン・ディップスバー耐荷重180kgと、抜群の強度を誇ります。
また、このシリーズはラットプルオプション等のアクセサリー(別売)が充実しているのも魅力です。
価格は約14万円と、このクラスのパワーラックの中では比較的低価格です。
メーカー:POWERTEC(パワーテック)
サイズ:奥129×幅127×高210cm
重量:97kg
耐荷重:454kg チンニング・ディップバー180kg
価格:140,400円(税込)
備考:
- ディップアッタチメントも標準装備
- ラットプルオプション有り(別売)
- オリンピックシャフト専用
フレーム部分の作りについては特に変更無しなので、耐荷重やサイズは同じ
WB-PR16とWB-PR18の間で、フレーム部分の作りについては特に変更はありません。
したがって、耐荷重やサイズは同じです。
また、現行のラットプルオプション WB-LTO16との互換性も問題なしです。
基本的にはWB-PR16のレビューを読んでもらえれば、WB-PR18に関しても大体のことは分かると思います。

WB-PR16とWB-PR18の違いは2点

旧型のWB-PR16と新型のWB-PR18の違いは、ズバリ次の2点だけです。
その2点とは、
- チンニングバーの形状
- ラック部分の素材と形状
です。
順を追って解説していきます。
① チンニングバーの形状が「ハンドル型」から「マルチグリップ型」へ変更

まず1つ目の違いですが、チンニングバーの形状が『ハンドル型(写真左)』から『マルチグリップ型(写真右)』へ変更になっています。
これにより、チンニングのバリエーションが少し増えました。
この形状がネックに感じていた方にとっては朗報ですね。
ただ、ストレートバーの部分がもっと延長されない限りは正直あんまり変わらないかなぁ、というのが正直な感想です。
② ラック素材と形状が変更

続いて2つ目の違いですが、ラックの部分の素材と形状が変更になりました。
WB-PR16では金属で爪のある構造になっていましたが、WB-PR18では、強化プラスチックのような素材(?)になり、爪はなくなりました。
素材が変わったことにより、バーベルをラックに置いた際の騒音は軽減されるものと思われます。(実物を触っていないので何とも言えませんが)
しかし残念なことに、結局ラック部分は距離が長いままなので、ベンチプレスのラックアップがやり辛いことには変わりはありません。
実際、僕はこのラック部分の距離が長いことに耐えられず、木片を接着剤で貼り付けて距離を短くする改造をしています。

リフター目線で見ると、ラック部分の長さが短くなってくれないと、素材や形状をちょっと変えたところであんまり意味がないですね。
WB-PRシリーズの次なる改良に期待しましょう。
まとめ:チンニングバーとラックにマイナーチェンジがあったのみで、基本的な作りに変更はない
さて、この記事では『旧型のWB-PR16と新型のWB-PR18の違い』について解説しました。
変更点はチンニングバーとラックのマイナーチェンジのみで、フレームの作りなどに変更はありません。
WB-PR18については、まだのレビュー等がほとんど出回っていないようですので、購入を検討されている方はそれ以前の旧型のレビューを参考にするしかないのが現状ですね。
旧型のWB-PR16を実際に使っている僕の意見としては、WB-PR16のクオリティには非常に満足していますし、新型のWB-PR18ももちろんオススメです。
WB-PR16についてはコチラの記事で詳しくレビューしているので、是非とも参考にして下さい。

それでは今回はこの辺で!

