こんにちは、カイです。
僕自身もそうだったのですが、パワーリフティングの大会に始めて出るときって、試合当日に何が必要なのかよく分からないですよね。
そこで今回は、ノーギアパワーリフティング大会当日に必要なものを一通り紹介していきたいと思います。
試合前日にこの記事を読み返してもらえれば、忘れ物はしなくて済むはずです!
それでは見ていきましょう。
目次
コスチューム関連
Tシャツ(滑り止め有りはNG) ※必須

Tシャツは必須です。
色々細かい規定はありますが、ポケットやボタンのない普通のTシャツなら基本的にはOKです。
ただし、A7のバーグリップTシャツように、背中に滑り止めの付いたものは使用できないので注意して下さい。
試合ではコスチュームチェックに合格した物しか着用できないので、仮に一枚しか持って行っていないTシャツがコスチュームチェックで弾かれた場合、試合に出場することができなくなってしまうので気を付けましょう。
ロングソックス ※必須

ソックスはスクワット・ベンチプレスでは必須ではありませんが、デッドリフトにおいては必須です。
しかもルール上、必ず膝下まであるロングソックスでなくてはなりません。
これを忘れると試合に出られないので、ロングソックスは絶対に持っていきましょう。
シューズ ※必須

シューズも必須で、裸足での出場は認められていません。
シューズの種類としては、スポーツシューズ、スポーツブーツ、ウェイトリフティング用またはパワーリフティング用シューズのみ認められています。
実際の試合でよく履かれているのは、
- レスリングシューズ
- たび靴
- ウェイトリフティングシューズ
などです。
たび靴はスポーツシューズではありませんが、現状は使用可能です。
これも忘れると試合に出られないので絶対に忘れないようにしましょう。

シングレット

JPA公認の大会は、シングレット着用が原則です。
そして全国規模の大会では必須です。
一応、地方大会では「Tシャツ+短パン(スパッツ)」での出場も認められていますが、実際には地方大会でもほとんどの選手がシングレットを着用していますね。
国内大会においては、一定の規格を満たしていれば、パワーリフティング用に限らずレスリング用やウェイトリフティング用でもOKです。
パンツ(原則的にはブリーフ型)

シングレットの下に着用するパンツは、原則的にはブリーフ型でなければいけません。
ただし、国内ルールでは、強烈に反発する生地でなければトランクス型(ボクサーパンツなど)の着用も認められています。
シングレットからはみ出して下着が見えてしまうとアウトなので注意して下さい。
ベルト

ベルトは必須ではありませんが、ほとんどの選手が着用しています。
国内大会では、規格内のものであればIPF(国際パワーリフティング連盟)公認でない物も使用可能です。
ニースリーブ

ニースリーブは必須ではありませんが、スクワットにおける記録向上が期待できるため、ほとんどの選手が着用しています。
全国大会以外のブロック大会・地方大会では、規格内のものであればIPF公認でない物も使用可能です。
ただし、ブロック大会以上の日本記録に挑戦する場合はIPF公認品のみ使用可となっています。
リストラップ

これも必須ではありませんが、ほとんどの選手が着用しています。
ニースリーブ同様、全国大会以外のブロック大会・地方大会では、規格内のものであればIPF公認でない物も使用可能です。
こちらもブロック大会以上の日本記録に挑戦する場合はIPF公認品である必要があります。

食べ物・飲み物
飲み物

会場によっては近くに飲み物が売ってなかったりするので、基本的にドリンクは会場入りするまでに調達しておきましょう。
試合当日の飲む物としては、お茶や水よりもスポーツドリンクがオススメです。
軽食

検量から試合まで通常2時間ほど空きがあり、そこで普通軽食を取ります。
飲み物同様、会場入りする前に必要な分を調達しておきましょう。
おにぎりやパスタ、バナナなど、消化の良い炭水化物を摂るのが基本です。
あまり食べ過ぎると試技開始までに消化できないので、食べ過ぎないように注意しましょう。
その他
ボールペン ※必須

ボールペンは基本的には必須です。
一般に試技の重量申請は、当日に配られるカードにボールペンで直接記入しなければならないため、これを忘れると重量申請の際に困ります。
ただし、地方大会だと係の人に直接口頭で重量を伝える場合もあるので、その場合は不要です。
マウスピース

マウスピースは必須ではありませんが、普段使っている人は忘れずに持っていくようにしましょう。
ちなみにマウスピースはコスチュームチェックの必要はありません。

ウォーミングアップで使用するアイテム

ウォーミングアップで使用するアイテムも忘れずに持っていきましょう。
僕の場合ですが、
- 振動ローラー
- コンプレフロス
- ゴムバンド
の3つは必ず持っていくようにしています。

体重計

検量リミットをクリアできるか不安な方は、体重計も持参した方が良いです。
出来る限り精度の高いものを持っていきましょう。
ベビーパウダー

ベビーパウダーは、デッドリフトで太ももに塗って滑りを良くして、腕やバーと摩擦が起こることを防ぐアイテムです。
炭マグ(滑り止め)と違いこれは会場においていないので、使用する場合は持参する必要があります。
ベビーパウダーを使用する場合は、必ず床に敷く新聞紙やビニール袋を持参して下さい。
これらが無いのにベビーパウダーを使用するのはマナー違反です。
荷物はかなり多くなるので、大きめのカバンが必須です
上で紹介したリストを見てもらえるとわかる通り、荷物はかなり多くなるので、大きめのカバンが必要になります。
僕が使っているのはこんな感じのツアーバッグです。

もしくは、ホテルに泊まりで遠征のときは、中型のスーツケースを使っています。

いざ試合当日になって、「荷物を入れるカバンがない!」なんてことにならないように、事前に荷物が入りきることを確認しておくことをオススメします。
まとめ
この記事ではパワーリフティング大会当日に必要なものを一通り紹介しました。
改めてリスト化しておきます。
コスチューム関連
- Tシャツ
- ソックス
- シューズ
- シングレット
- パンツ
- ベルト
- ニースリーブ
- リストラップ
食べ物・飲み物
- 飲み物
- 軽食
その他
- ボールペン
- マウスピース
- ウォーミングアップで使用するアイテム
- 体重計
- ベビーパウダー
今回紹介したものはあくまで一例ですが、必要なものは一通り網羅できているかと思います。
試合で忘れ物をするとめちゃくちゃ焦りますし、特にTシャツやソックスは忘れると最悪試合に出られなくなってしまうので、しっかり事前に準備しておきましょう。
それでは今回はこの辺で!
参考:ルールブックH30版改正 – 日本パワーリフティング協会