今日は皆さんに重大な報告があります。
タイトルの通りなんですが、今年中にフィジークとパワーリフティングの大会に出場することに決めました。
かなーりいきなりな報告なわけですが、
- そもそもフィジークとパワーリフティングって何?
- 出場を決意した経緯は?
- 両立は可能なのか?
- どの大会に出場するの?
とまあそのあたりのことを一通り書いていこうと思います。
まだ出場したこともない大会なので、解説とか間違ってたらすいません・・・
目次
フィジークとパワーリフティングって何?
そもそもフィジークとかパワーリフティングって何なの?って話なんですが、順番に説明していきますね。
フィジークは「カラダ全体の格好良さ」を競う競技
フィジークっていうのは、簡単に言えば「カラダ全体の格好良さ」を競う競技です。
日本ではまだ歴史の浅い競技ですが、ユーチューバーのカネキンさんがやっている競技ということで知った人も多いのではないかと思います。
ボディビルと同じで、審査員の付ける点数によって順位が決まる採点制の競技なんですが、ボディビルとは採点の基準が違います。
あくまでフィジークは全身のバランスを競う競技なので、ボディビルのようにバルク(筋肉の大きさ)が正義ってわけでもないんです。(もちろんバルクもあるに越したことはない)
言葉で説明しても分かりにくいと思うので下の写真を見てください。

皆さん筋肉も大きいですけど、髪型やらサーフパンツの着こなしやら含めて全体的にかっこいいですよね?
これがフィジークです。
そして皆肩幅とウェストの差が凄く大きくて、見事なVシェイプに仕上がっていますよね。
フィジークではこのVシェイプ(もしくはYシェイプ)が非常に重視されるのも特徴です。なのでフィジークの選手は肩(三角筋)をめちゃくちゃ鍛えます。
また、ボディビルはビキニパンツなのに対し、フィジークはサーフパンツという違いもあります。サーフパンツで脚が隠れるので、上半身がメインで採点されます。
身長によってクラス分けされていて、①168cm以下級、②172cm以下級、③176cm以下級、④176cm超級の4クラスあります。
僕は身長が165cmなので、一番低い168cm以下級に出場ということになります。
パワーリフティングは「BIG3の合計重量」を競う競技
パワーリフティングは、「BIG3の合計重量」を競う競技です。
こちらはフィジークと違い、採点ではなく絶対重量で順位が付きます。
BIG3とは、もちろんベンチプレス、スクワット、デッドリフトの3種目です。

よく混同されるのがウェイトリフティングという競技ですが、ウェイトリフティングはスナッチとクリーン&ジャークの二種目の合計を競う競技なので別の競技です。
パワーリフティングには、「ギア」と呼ばれる特殊なスーツのようなものを着用して行う「フルギア」というカテゴリと、着用しない「ノーギア」という2つのカテゴリがあります。
元々はパワーリフティングというとフルギアのことを指していましたが、近年は気軽に挑戦できることなどからノーギアが人気です。
僕が挑戦しようとしているのも、このノーギアの大会です。
パワーリフティングでは体重によって階級分けがされていて、一般男子は①59kg、②66kg、③74kg、④83kg、⑤93kg、⑥105kg、⑦120kg、⑧120kg超の8階級あります。
僕は今体重が68kgぐらいで、ここから9月のフィジークの大会に向けて60kg台前半まで減量するので、66kg級で出場したいと考えています。
出場を決意した経緯は?
最初は何か競技に挑戦したいという軽い気持ちだった
そもそも、ここ数年はラグビーよりも筋トレ自体が楽しくなっているということもあり、なんとなく今年は筋トレ系の競技に挑戦したいと思っていました。3月ぐらいの記事で軽く触れたので、覚えている方もいるかもしれません。
それが社会人になってみると、目の前の忙しさに追われて、「やっぱり挑戦するのはやめておこうかな・・・」なんて思い始めている自分がいました。
これはいかんと思い、職場配属が終わって少し落ち着いてきた今のタイミングで改めて考えてみました。
なぜ自分は新しい競技に挑戦したいと思ったのか、そもそも何で筋トレをしているのか、筋トレとどう関わって生きていきたいのか・・・
・・・
本当に色々考えました。
その結果、自分の中でぼんやりとですが答えは見つかり、これからの人生で進んでいく方向も見えてきました。
まあ人生のことに関しては胸にそっと仕舞っておくとして、筋トレに関していうと、やっぱり僕は筋トレ通して「強く」「カッコよく」なりたいです。
そして自分がどこまでやれるか試してみたい。
自分はどこまで強くなれるのか、カッコいい肉体を作れるのか、挑んで知ってみたい。
それが今自分の中にある気持ちです。
「強い」ってなんだ?
じゃあ「強い」の定義とはなんなのか?
僕の中で、一番の強さの象徴は「BIG3の重量」です。
これは大学時代、BIG3の重量が伸びるにつれてラグビーで活躍できるようになったという成功体験が影響していると思います。
「BIG3の重量が伸びる=楽しい」という刷り込みがあるんですよね多分(笑)
その点で、自分がBIG3の重量を競うパワーリフティングという競技に挑戦するのはすごく自然だなぁと思いました。
あと「自称」じゃなくて「公式」として記録が残るのも良いですね。公式記録を更新していくために、パワーリフティングの大会にはこれからドンドン出場していきたいと思います。
「カッコいい」ってなんだ?
僕の中で「カッコいい」というのは、ボディビルダーやフィジーカーのようなバキバキの身体です。それでいてナチュラル(薬物を使用していない)な身体です。
特にボディービルダーの鈴木雅さん(写真上)とか、フィジーカーの湯浅幸大さん(写真下)とか格好良すぎる・・・


僕は大学に入ってからかなり無茶な増量をしたんで、いわゆるデブマッチョって感じで、腹筋なんて見えたこともない酷い見た目をしてました。
でも部活を引退してからは減量して、自分の身体が変わっていくのが凄く楽しくて、それでボディメイクの楽しみに目覚めました。
これからは競技の大会に積極的に出場していって、よりレベルの高いボディメイクをしていきたいと思っています。
どちらかと言うとボディビルよりフィジークなのかな
ボディビルダーもフィジーカーもどちらもカッコいいと思いますが、僕の求めているカッコよさはどちらかというとフィジーク寄りなのかなと思います。
どこまでもバルクを追求していきたいというわけではなく、あくまで自分の理想とするカッコいい身体に近づけていきたいと考えているからです。
当然まだまだバルクは足りていませんし、9月の大会以降はバルクアップに励んでいきますが、最終的に化け物みたいにデカくなりたいとはやはり思えないのです。
そういったデカさへの渇望がそこまで無い時点で、自分はボディビル向きではないのかもしれません。
まあその辺りはボディメイクを続けていくうちにいずれ答えは出るでしょう。
とりあえず今回は一番興味を持っているフィジークにチャレンジです。
両立は可能なのか?
「カッコよさ」も維持しつつ「強く」なりたいと考えていますが、ボディメイクとパワーリフティングは全く方向性が違う競技なので、正直両立は厳しいのかも知れません。
必要なトレーニングも全然違いますし、欲張って両方挑戦した結果どちらも中途半端な結果に終わってしまう可能性もあります。
しかし、実際にこの2つを両立している方もおられます。その代表格が、僕が密かに尊敬しているパワーリフターの渋谷優輝選手です。
渋谷選手はパワーリフティングでもベストボディジャパンでも素晴らしい結果を残していますし、こういう方がいてくれると希望をもらえます。
上手くいくかどうかは分かりませんが、とりあえずボディメイクもパワーリフティングも、両方全力で取り組んでみようと思います。
やってみないことには分かりませんからね。まずはやってみよう精神です(笑)
どの大会に出場するの?
それぞれ次の大会に出場しようと考えています。
- フィジーク:WEST JAPAN CHAMPIONSHIP(9月24日@広島)
- パワーリフティング:赤穂忠臣蔵パワーリフティング大会(12月9,10日@兵庫)
フィジークの方は団体が2つありますが、こちらはNPCJという団体の方です。カネキンさんも出場してる方ですね。もう出場申し込みができるようなので、早急に進めたいと思います。
赤穂忠臣蔵パワーの方は例年9月に申し込み開始のようなので、それまでに協会登録だけは済ませおこうと思います。確か個人は選手登録費1万円だったかな?ちょっと高い・・・
最後に
まあそんなこんなで9月と12月に大会がありますので、皆さん応援よろしくお願いします。
とりあえずは減量頑張ります。
それでは今回はこの辺で!