今回は、マッスルプロダクションの競技者向けフラットベンチをレビューしていきます。
これはパワーリフター向けの公式台に近い規格のフラットベンチで、市販の一般的なフラットベンチとはもはや全くの別物です。
その辺りの違いも含めて紹介していきたいと思います。
目次
パワーリフティングの公式台に近いタイプのフラットベンチです

今回紹介するのは、マッスルプロダクションの競技者向けのフラットベンチです。
パワーリフティングの公式台に近い規格で作られているのが特徴です。
この商品を知ったきっかけは、マッスルプロダクションのオーナー・藤田さんのInstagramでした。
当時使用していたフラットベンチがめちゃくちゃ使いにくく、ちょうど公式台に近いフラットベンチを探していたところだったので、この投稿を見てすぐにマッスルプロダクションにメールで問い合わせました。
その日のうちに返事がきて、まずシートのタイプと台の高さについて説明されました。
シートの種類
- シートが柔らかく、伸縮性があって滑らないタイプ(とにかくやり易さ優先)
- 耐久性が高く、前者よりビニール生地に感じるが、滑りにくいタイプ(公式台に近い)
高さ
- デフォルトは43cm
- 44cmにする場合は別途1,500円追加
シートのタイプと台の高さを選ぶよう言われたので、シートの種類は公式台に近いもの、高さについてはデフォルトの43cmを選び、注文しました。
- シート幅31cm
- シート高さ43cm
- シート長さ125cm
価格は送料・税込みで2,5000円で、指定の口座に振り込んでから1週間ほどで商品が到着しました。
商品は組みあがった状態で届いたので、特に組み立ては必要なく、ナットの増し締めだけすればすぐに使用できたのはありがたかったです。
使用感は公式台に限りなく近くて最高です

使い始めてからもう3ヶ月ほど経ちますが、使用感ははっきり言って最高です。
市販のフラットベンチはシート幅が狭いので、肩が台からはみ出て非常にやりにくかったのですが、これは幅が広いのでしっかり収まってくれます。
高さに関しては43cmなので、BULL(44cm)やELEILKO(45cm)に比べるとやや低いですが、それでも以前使っていたベンチ台より圧倒的に使い易いです。
あとこれは後で詳しく書きますが、手前の部分の足の幅が狭く作られているのがなにより良かったです。
以前使用していたフラットベンチと比べると、「台の高さ」と「シートの横幅・厚み・長さ」が全然違います
分かりやすいように、以前使用していたリーディングエッジの折り畳みフラットベンチと比較してみましょう。


写真を見ると一目瞭然ですが、「台の高さ」と「シートの横幅・厚み・長さ」が全然違いますね。
リーディングエッジ | マッスルプロダクション | |
台の高さ | 42cm | 43cm |
シートの横幅 | 27cm | 31cm |
シートの厚み | 4.3cm | 5cm |
シートの長さ | 110cm | 125cm |
ベンチプレスのやりやすさに関しても雲泥の差です。
マジで買い替えて良かったと思ってます。
マッスルプロダクションのフラットベンチの良かった点
ベンチ台の足幅が狭いので、足を置く際に邪魔にならない

実は今までのベンチ台で一番苦労していたのが、ベンチ台の足幅が広くて自分の置きたいところに足を置けないことでした。。
市販のベンチ台だと、自分の足を置きたいところにちょうどベンチ台の足があるんです・・・
マッスルプロダクションのフラットベンチは足幅が狭く作られているので、足を置きたいところに置けてめちゃくちゃやり易いです。
単なる公式に近い規格のフラットベンチなら他にもありますが、台の足幅が狭いのは僕の知る限りこの商品だけです。
上記の商品は公式に近い規格で作られていますが、どれも台の足幅は広いです。
フォームによっては関係ない人もいると思いますが、これまで足が干渉して邪魔に感じていた人には非常にオススメです。
シートが長いので脚で台を挟みやすくなった
これも先ほどの比較写真を見てもらえると分かりやすいですが、シートが長いので脚で台を挟みやすくなりました。
足幅を狭くして台を挟めるようになったことで、以前より台との一体感が出るようになったと思います。
まあこれもフォーム次第ではありますが、台を脚で挟みたいタイプの人にも良いですね。
自宅でも公式台に近い環境で練習できるようになった
シートの硬さは公式台に近いタイプを選びましたが、ジムで使ってるBULLとも近い感触で、非常にやりやすいです。
規格も公式台と近いので、自宅でもかなり試合に近い環境で練習できるようになりました。
これまで足が邪魔で取りたいフォームすら取れない環境で練習していたので、練習の質はめちゃくちゃ上がりました。
悪いところは正直見当たりません・・・
僕のポリシーとして、レビュー記事では良かった点・悪かった点を両方書くことにしているのですが、今回に関しては正直悪いところが見当たりません・・・
強いて挙げるなら、メールの対応が少し遅かったことぐらいでしょうか。
ナットを増し締めしてからは台のガタツキもないですし、作りもしっかりしていて今のところ何の不満もないです。
自宅に公式ラックや専用のベンチ台を置いている人は別ですが、パワーラックでベンチプレスを行う場合は現状コレ一択ですね。
逆に、自宅でダンベル種目だけやるような方にはオーバースペックです。
まとめ:パワーラックでベンチプレスをするならコレ一択!おすすめです
というわけで、今回はマッスルプロダクション製のフラットベンチのレビューでした。
パワーラックでベンチプレスを行う場合は現状コレ一択だと思います。
価格も25,000円とそこまで高くありませんし、このクオリティでこの値段なら妥当だと思います。
注文方法は明記されていませんが、僕はメールでいけたのでメールなら確実です。
受注生産で週に1~2台のペースが限界のようですので、気になる方は早めに注文されると良いと思います。
それではまた!
マッスルプロダクション:muscleproduction@gmail.com
