今回はIROTECのプレートラック オリンピックタイプをレビューしていきます。
安い分グラつき等もあり「値段なり」といった感じですが、コスパは悪くない商品だと思います。
目次
IROTECのプレートラック オリンピックタイプ、安くて省スペースで機能的には十分といった感じ

今回レビューするのはIROTEC プレートラック オリンピックタイプです。
このラックは形状的にかなり省スペースで済むため、プレートラックを置くスペースを極力取りたくないという人にオススメですね。
多少グラつきはありますが、まあそこは値段なりと考えると、コスパは悪くないプレートラックだと思います。
価格は約11,000円と、オリンピックタイプ(径50mm)のプレートラックとしては最も安い価格帯でした。
工具は付属していないので各自で揃えましょう(※14mmレンチが2本必要)

この商品は組み立て式なので、ボルトとナットを止める工具が必要です。
工具は付属していないので、組み立ての際は14mmのレンチ(もしくはスパナ)を2本用意して下さい。
仮止めなら手でもできますが、最悪プレートを付けたときに倒れて怪我をする恐れがあるので、工具は事前に用意しておきましょう。
多少のグラつきはあるものの、255kgまでプレートを積んでも問題ありませんでした

Amazonの商品ページには耐荷重の記載がなかったんですが、とりあえず僕が試した限りでは255kgまでプレートを積んでも特に問題はありませんでした。
ただ、下の写真でいう横方向へは多少グラつきがあるので、これぐらいの重量になってくるとちょっと倒れないか心配だなぁというのが本音ですね。

実際に倒れたことはないので大丈夫だとは思いますが、正直安心感はないです・・・
しっかり足の部分のボルトを締めて、左右バランス良くプレートを掛けていけばまあ潰れることはないと思います。
必要最小限のコンパクトな作りなので、狭いホームジムに適している

このラックは見ての通りのコンパクトな作りなので、狭いホームジムには打ってつけです。
また、プレートを付けたときに横長になるタイプなので、その点もちょうど僕のホームジム事情にマッチしていました。
パワーラックの横にはプレートを付け替えるための十分なスペースが欲しいですから、日本の狭いホームジム事情だとプレートラックは小さいに越したことはないですね。
プレートを掛ける棒が斜めになっているので、若干プレートの出し入れがしにくい・・・

このラックの残念な点としては、プレートを掛ける棒が斜め上に向かって付いているために若干プレートの出し入れがしにくいということが挙げられます。
特に片手で20kgプレートの出し入れをしようとすると、まあ上手くいきませんw
同じIROTECでも、もう一つの商品は下の写真のように棒が真横に付いているタイプなので、そっちを買っておけば良かったかなぁと思わなくはないです。(その分値段も5,000円ぐらい高いですが)

ホームジムでの使用なら、床への圧力を分散させるために板を敷くことをオススメします

これは重量物全般を自宅に置く際のアドバイスなんですが、床へ掛かる圧力を分散させるために板を敷くことをオススメします。
パワーラックの下に合板を敷くのと同じ理屈で、もし板を敷かない場合はラックの足のめちゃくちゃ狭い範囲にプレートの全荷重が集中するので、フローリングに凹み等のダメージを与えてしまう可能性が高いです。
この役目は柔らかいマット等ではダメで、必ず固いもの(コンパネ、合板など)でなくてはなりません。
僕のホームジムでは、FIELDOORのジョイントマットでフローリングを傷から保護し、その上に21mmの合板を敷いて圧力を分散させています。
ホームセンターや木材屋さんなら、お願いすれば好きな形状にカットしてもらえるはずなので、ちょうど良い形の板がない場合はそういったところでオーダーしましょう。
まとめ:「値段なり」ではありますが、省スペースで安いプレートラックが欲しい方にはオススメです
というわけで、IROTECのプレートラック オリンピックタイプのレビューでした。
グラつき等あって正直「値段なり」といった感じのクオリティではありますが、省スペースで安いプレートラックが欲しい方にはオススメです。
ただ、もしスペースとお金に余裕があるなら、同じIROTECでも上位互換のプレートラックを買った方が良いと思います。
ちなみに今回紹介したのは径50mmのオリンピックタイプのプレートラックで、28mm径のプレートには使えませんのでくれぐれも注意して下さい。
それではまた!
