ホームジム

ホームジムに適した物件の選び方

普通「ホームジムを作ろう」と考えるとき、まず元々住んでいる家があって、その家の中でどのスペースをホームジムに割り当てるか、ということを考えると思います。

しかし僕の場合は少し特殊で、「ホームジムを作りたい」という思いが先に合って、「じゃあ会社の寮を出て一人暮らしをしよう」という流れだったので、始めにホームジムに適した物件選びから行うことになりました。

物件を選ぶにあたって、ホームジムに適した建物の構造(木造の高層階でも大丈夫なのか等)から、床の補強方法、振動・防音対策など様々なことを調べたので、その辺りの情報を整理して残しておこうと思います。

ちなみにここでいうホームジムとは、パワーラックと200kg程度のバーベルセットを置くレベルを想定しているので、そのつもりでお読みください。

ホームジムに適した物件の条件とは

まず「ホームジムに適した物件の条件とはどんなものか」という話なんですが、それはズバリ

鉄筋コンクリート造もしくは鉄筋鉄骨コンクリート造の建物の一階で、6帖以上のスペースを有する部屋

です。

なぜそう言えるのか、その理由を説明していきましょう。

鉄筋コンクリート造と鉄筋鉄骨コンクリート造は、強度・防音性に優れている

そもそも建物の構造は、大きく次の5種類に分けられます。

  1. 鉄筋鉄骨コンクリート(SRC)造
  2. 鉄筋コンクリート(RC)造
  3. 重量鉄骨造
  4. 軽量鉄骨造
  5. 木造

このうち、「コンクリート」と名前に入っている2つ(SRCおよびRC)は強度防音性が他の構造に比べて非常に高いです。

重量鉄骨や軽量鉄骨は、名前の響きからすると防音性がとても高そうですが、実はそれほど高くありません。

木造は皆さん知っての通り防音性が低く、壁が薄いと隣の部屋の声まで聞こえたり、上の階の生活音がそのまま響いてきたりします。(前の家がそうでした・・・)

パワーラックを設置するとなると、ラックにバーベルを戻す際や、スクワットで潰れてしまった際に大きな音や振動が発生します。

そのため、鉄筋鉄骨コンクリート造や鉄筋コンクリート造の建物でないと防音、防振性に不安が残ることになります。

しかし、振動に関しては床にマットや畳などを重ねることでかなり軽減できるので、軽量鉄骨や木造だから絶対ダメ、というわけではありません。

ただ、軽量鉄骨や木造は、元々ホームジムに適した構造ではないということは理解しておきましょう。

一階の部屋は他の住人に迷惑をかける可能性が少ない

一階を推奨するのは、他の住人への配慮からです。

1階以外の場合、基本的には階下には他の住人の方がおられます。

万が一ホームジムから発生する振動や音が下の部屋に響いてしまった場合、階下の住人に著しい迷惑をかけることになります。(僕は実家の頃からマンション住まいですが、上の階の音って本当に良く響きます)

無用なトラブルを避けるためにも、マンションやアパートであれば極力一階の部屋であることが望ましいでしょう。

また、二階だとパワーラックなどの重量物を置いた際に「床が抜けてしまったときが怖い」というのもあります。

建築基準法において、住居に関しては木造だろうが鉄骨造だろうが、180kg/m2の床耐荷重を満たすことが義務付けられているので、そう簡単に床が抜けてしまうことは実際にはないのですが、築年数が古い木造住宅などは絶対に安心とも言い切れません。

少なくとも僕のおばあちゃんの家の二階には、とてもじゃないけどパワーラックは怖くて置けません。

パワーラックとオリンピックバーベルを置くスペースだけでは足りない

本格的なホームジムを作るには、強固な構造だけではなく、かなり広いスペースも必要となります。

パワーラックとオリンピックバーベルを置くことを想定するなら、最低でも4帖半ぐらいのスペースは必要です。

パワーラック自体の大きさは大体縦130cm×横130cm、オリンピックバーベルの横幅は220cmなので、一見すると縦130cm×横220cm(4帖のスペースに収まる大きさ)ぐらいがホームジムを作るのに必要な最低限の広さに思えるかも知れません。

しかし、実際にはプレートの付け替えでバーベルの横に立つスペースも必要ですし、使っていないプレートを置いておくスペースも必要です。

下の写真では7.7帖の部屋をフルに使っていますが、パワーラックとオリンピックバーベルを置くと意外とそこまで余裕はないことが分かります。

新しく部屋を借りる場合も、今住んでいる部屋をホームジム化する場合も、最低でも4帖半ぐらいのスペースが確保できるかどうか、今一度よく確認してみて下さい。

器材を揃えてから、「あ、スペース足りなかった。」では洒落になりません。

ということで、「鉄筋コンクリート・一階・7.7帖洋室付き1LDK」の部屋を選びました

そんなわけで、僕は鉄筋コンクリート造りのマンションの1階で、7.7帖洋室付きの1LDKの部屋を選びました。

間取りは下の写真のようになっていて、右側の部屋を一部屋丸ごとトレーニングルームにしています。

7.7帖をトレーニングルームにするというと、「なんて贅沢な!」と思われるかも知れませんが、余裕を持って器具を置くならやはりこのぐらいのスペースは必要だと思います。

本当はガレージなどを借りれると一番良いんでしょうが、そこまでの経済力はなかったです・・・

しかし、逆に言えばこれぐらいのスペースさえあれば、普通の家でも十分本格的なジムを作ることができるのです。

ホームジムってなかなか夢があるなぁと感じますね!

これから徐々に器材を充実させていって、最高のホームジムを作り上げたいと思います。

物件選びはやはり正解だった

実際この物件に住み始めて一年半が経ちましたが、結論から言うと、この物件を選んで大正解でした。

なんといっても鉄筋コンクリート造だけあって、音が外に全く漏れません

デッドリフトでは、可能な限りバーベルを優しく地面に置くように心がけていても、どうしても多少は音や衝撃が発生してしまうのですが、この程度の音なら全く問題なしです。

以前木造の家に住んでいたときに気になっていた、隣や上からの生活音も全く聞こえません。

さすがにバーベルを上から落としたりはできませんが、それでも自宅でのトレーニングとしては十分すぎるレベルです。

本当にこの物件を選んで良かった!

追記(2019.03.13):線路沿いや国道沿いの家がおすすめかも

「線路沿いや国道沿いなど、そもそも騒音が発生しやすい場所に住む」というのは、騒音問題で悩まないための一つのポイントかもしれません。(僕自身もJRの線路沿いに住んでいます。)

なぜなら、こういった立地の家に住む人というのは、初めから騒音についてある程度許容している方が多いはずだからです。

逆に、閑静な住宅街などは、同レベルの騒音であっても騒音問題に発展しやすいかと思います。

ホームジムを作る以上、防音対策を行うのは必須ですが、「そもそも騒音がある地域に住んでしまう」というのも騒音問題のの解決策の一つと言えると思います。

床の補強方法についての記事はコチラ

僕が実践した床の補強方法と実際に掛かった金額については、下の記事で詳しく書きました。

https://kai-muscle.com/post-1334/

かなり参考になると思うので、ホームジムを検討中の方は是非読んでみて下さい。

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