こんにちは、カイです。
3月9日(土)に福岡県のジム・EVERLIFTで行われたデッドリフト大会に出場してきました!
EVERLIFTは、YouTubeでお馴染みの今古賀翔さん(Sho Fitness)がクラウドファンディングで作られたフリーウェイト主体のジムです。
エンジョイルールの非公式大会ということで、終始楽しい雰囲気で非常に盛り上がりました。
少しでも多くの人にこの楽しさが伝わるように、大会の様子を詳細にレポートしていきたいと思います!
目次
翔さんとのTwitterでのやり取りで参加を決意
今回参加を決めるきっかけになったのは、翔さんとのTwitterでのやり取りでした。
今大会が「コンベンショナル部門」と「スモウ部門」に分かれていることを知り、僕が下心を出してこんなツイート↓をしたところ、
EVERLIFTのデッドリフト大会出たいな。
74kg以下のコンベンショナル部門なら勝負できるのでは、、、— カイ (@Kai_MuscleBlog) 2019年2月17日
翔さんから、「74kg級コンベンショナル部門エントリー完了です!」という悪ノリが(笑)
74kg級コンベンショナル部門エントリー完了です! https://t.co/46hcQskbXH
— 今古賀 翔 (@shofitness) 2019年2月17日
正直、僕の住んでいる兵庫から福岡までの距離がネックだっただけで、出場したいのは本当だったので、翔さんのこの一言に背中を押されエントリーすることに決めました。
ちなみに、僕が出場することをEVERLIFTのスタッフの方の一人が凄く喜んでくださり、こんな画像まで作ってくださいました(笑)
すみません、嬉しくてつい… pic.twitter.com/FLFEMkC0Sn
— y. (@pyoca_) 2019年2月18日
なんというか、ええ、有難い限りです・・・()
念願だったEVERLIFTへ初上陸!

大会当日の朝、新幹線に乗り込みいざ博多へ。
博多駅からは最寄り駅まで電車を乗り継ぎ、そこから10分ぐらい歩いて今回の会場であるEVERLIFTに到着しました。
EVERLIFTはずっと来たかったジムなので、この時点からもう僕はテンション上がりっぱなしでした。
期待に胸を膨らませつつ中に入ってみると、そこにはパラダイスが!!!!

スクワットラックやプラットフォーム、バーベルは、もはやいくつあるんだよってぐらい沢山あるし、セーフティースクワットバーもあるし、ハンマーストレングスのマシンやGHDも置いてあるし・・・
そしてなんと言っても、この広いスペースに白と黒のモノトーンで統一された空間・・・もう堪りません。
これがトレーニーにとっての夢の国ですね。
検量後はアップをすることも忘れ、今まで使ったことのなかったセーフティースクワットバーを使ってみたり、ハンマーストレングスのマシンを試したりと、普通にジムを満喫してしまいました(笑)
翔さんの挨拶で大会がスタート!

開始時刻の13時になり、まずは今大会の主催者である翔さんから挨拶とルール説明がありました。

ルールとしては、
- 3試技制
- 第一試技で失敗した場合、次の試技から申請重量を下げてOK
- リストストラップ、パワーグリップの使用可(エイトストラップは禁止)
- 判定については公式大会よりは甘め
という、初心者にも優しいエンジョイルールでした。
ルール説明が終わると、いよいよ選手の試技が始まりました。
今大会のハイライト
大会の出場者は45名ほどで、そのうちほとんどはリフターではない一般のトレーニーの方達でした。
皆さん日頃のトレーニングの成果を発揮するべく、力一杯試技を行っていました。
今回はごく一部の紹介になりますが、僕の知り合いを中心に今大会を振り返ってみようと思います。
3君 250kgを引ききりご満悦
まずは同じ兵庫県のリフターで、同じ階級のライバルでもある3君(@three_lifting)。

彼は第三試技で自己ベストを大きく更新する250kgを成功させ、素晴らしい笑顔(煽り顔?)を見せてくれました。
某煽り顔リフターを意識したらしいんですが、ただの引きつった笑顔になっていたのが個人的にツボでした(笑)
何はともあれベスト更新おめでとう!
藤井君は300kgに成功!
続いて国体74kg・JCP74kgジュニア2連覇の藤井君(@Mr_jpdeadlift)。
第一試技でいきなり280kgを軽々と引ききり、会場からはどよめきが。
続く第二試技ではなんと大台の300kgを成功させました。

第三試技の320kgは惜しくも失敗してしまったものの、もちろん300kgという記録は今大会の出場者中で最も重い重量でした。
さすがは僕の師匠です・・・!
翔さん 第三試技の230kgは惜しくも失敗・・・
翔さんは第一試技200kg、第二試技220kgと綺麗なフォームで成功。
第三試技の230kgは膝まで浮かせたものの、最後まで引ききれず惜しくも失敗となりました。

試技が終わった後の悔しそうな表情が印象的でした。
大会の準備から運営までお忙しい中、お疲れ様でした!
「服装自由」を曲解した人たちも・・・
今回の大会では、事前に服装については「何でも可」とのアナウンスがなされていました。
またコスチュームについては、シングレットや通常のウェアはもちろん「何でも可」とさせていただきます。小濱さんはあのコスチュームで参加するとの噂も…?(ハーフパンツなどひざ下が出るものを着用の際は必ずロングソックスの着用をお願いします。) pic.twitter.com/Rcq2O0p4I3
— EVERLIFT GYM (@everlift_gym) 2019年3月5日
これを「フリ」と捉えてしまった選手も複数名いたようでした(笑)
EVERLIFT名物会員の小濱さんは予告通りのZOZOスーツで登場!
フィットネスビキニ?のポージングを完璧にこなし笑いを誘っていました。

僕と同じ兵庫県からの遠征組のサトウキビマン(@DSCJ_300100140)は1試技毎に服装が変化していくスタイル。



最後は本人なのかさえ分かりませんが、とりあえず第三試技の245kgは失敗していました(笑)
記録は第二試技で成功させた220kgでしたが、臀部のリハビリを始めてからは初めて引いた重量だそうで、とても嬉しそうでした。(「240kg申請にすればよかった」とうわ言のように言ってた気もしますが・・・)
僕自身も「自由な服装」で出場しました(笑)
かくいう僕も「何でも可」をフリと捉えたうちの一人でした(笑)
とりあえず第一試技はいつもの格好で登場し、210kgをスムーズに成功。

第二試技ではTシャツを1枚脱ぎ、230kgを若干の余力を残して成功。

第三試技では遂にシングレットも脱ぎ去り、中山きんに君の持ちネタ「マグマ中山」のコスプレで登場!(友人の結婚式の余興で以前購入したもの)

コンベンショナルの自己ベスト更新の240kgをめちゃくちゃ軽く引き上げたと思ったら・・・
実はプレートの付け間違えで200kgしかなかったというハプニング(笑)
どうりでめちゃくちゃ軽いわけでしたw
少しだけインターバルをもらい、仕切り直して今度こそ本当の240kg。
うおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!

フィニッシュまであと少しのところまで引き上げましたが、最後に肩が返らず失敗試技となりました。
最後引ききれなかったのは悔しいですが、色々とやりきったので満足です(笑)
会場の皆さんが暖かい雰囲気で迎え入れてくれたので本当に助かりました。(内心ドン滑りを覚悟していた)
皆さん、暖かい声援ありがとうございました!
結果は230kgで「74kg級コンベンショナル部門」優勝!
結果ですが、持ち記録230kgで「74kg級 コンベンショナル部門」で優勝することができました!

賞品として、MBCパワーの神野さんから「ヘビーデューティーリフティングストラップ(SLINGSHOT)」を頂きました。

ちなみに神野さんは優勝賞品だけでなく、参加賞として全員に「リフティングストラップ(SLINGSHOT)」を提供してくださっています。(太っ腹過ぎる・・・)
EVERLIFTさんからは好きなアパレルを一点ということで、以前から欲しかった「JUNKバンド」を頂きました。

めっちゃ嬉しい!!
しかも「Tシャツよりも安いから」という理由で、なんと色違いで2点も頂いてしまいました。
MBCパワーさん、EVERLIFTさん、ありがとうございました!
大切に使わせていただきます。
閉会後は参加者全員で記念撮影
閉会後は、参加者全員で記念撮影をしました。

良い写真ですね。
せっかくなので、兵庫県からの遠征組4人でも記念撮影。

ポーズはもちろんお疲レスラー!
最近、スーパーレスラーさん(@wrestler1106)本人のいないところでお疲レスラーの写真を撮るのにハマっています(笑)
夜はパワーリフター6人でプチ打ち上げ

大会後は博多の街へ繰り出し、リフター6人でプチ打ち上げをしました。
リフター同士でしかできない色んな話が出来て楽しかったです。
二次会がシアトルコーヒーだったというのが今思えば面白いですね(笑)
皆さんありがとうございました!
今大会の感想:めちゃくちゃ楽しかったし、こんな大会がもっと増えて欲しい
これはサトウキビマンもTwitterで言っていたことなんですが、今回の大会はどの選手が成功しても失敗しても皆が拍手をしていたのは凄く気持ちが良かったです。
EVERLIFTさんのデッドリフト大会はどの選手が成功や失敗しても拍手するのは、本当に気持ち良かったしパワーの選手登録しなくても出れたり、被り物や大会に出れない格好でも出来て色んな人が出れるからもっと色んな所でやって欲しいと思いました。
— 廾├ゥ≠t″ (@DSCJ_300100140) 2019年3月11日
また、僕自身楽しかったですし大会自体も盛り上がったので、服装が自由だったり、選手登録なしに気軽に参加できる大会というのは今後もっと増えて欲しいなと思いました。
以前、栗原さん(@kuririn_h)が主催された「Master Mind デッドリフト大会」に参加したときも全く同じ感想を持ちました。
参加者の方は、「パワーリフティングに興味はあったけど、大会には参加したことがない」という方がほとんどでした。
そういう人が一歩を踏み出してこの大会に参加してくれたのは、パワーリフティング競技をやっている人間として、凄くうれしかったです。
こういう気軽に参加できる大会がもっと沢山開催されるようになったら、もっとパワーリフティングは広まっていきそうだと感じました。
見学に来られている方も複数名おられましたし、パワーリフティングに興味を持っている人自体は増えてきていると思います。
とは言え、いくらパワーリフティングに興味を持っていても、周囲に競技をやっている人がゼロの状況で、いきなり公式大会に出るのはやはりハードルが高いと思います。
そういう層がパワーリフターと気軽に交流できる場として、今回のようなエンジョイルールの非公式大会というのは今後重要になってくるかも知れませんね。

今後もこういう大会があれば積極的に参加して、少しでも大会を盛り上げたり、その情報をブログで発信することで、パワーリフティングの普及に貢献したいと考えています。
【次回イベント】2019年5月4日(土) にベンチプレス大会が開催されるそうです!
EVERLIFTのイベント第2段として、2019年5月4日(土) にベンチプレス大会が開催されるそうです!
【次回イベント決定!】2019年5月4日(土)ベンチプレス大会を行います!詳細は画像を参照ください。※パラリンピックスタイル(足上げ)での大会です。お申し込みはこちらから:https://t.co/kpCC9scdYn pic.twitter.com/3rj5QEs330
— EVERLIFT GYM (@everlift_gym) 2019年3月11日
パラリンピックスタイル(足上げ)での大会というこれまた珍しいルールですね!
「初心者でも上級者と対等に近い形で力試しが出来るように」という配慮でしょうか。
あとは尻浮きの判定とか、曖昧だったり盛り下がりそうなルールを排除するためでしょうかね?
何にせよこれまた盛り上がりそうです!
ちなみに噂によるとゲストは大胸筋で有名なあの方(@yasuhiroshida)だとか・・・
まとめ
というわけで、EVERLIFTデッドリフト大会のレポート記事でした。
冒頭でも述べましたが、本当に最高の大会でした。
この記事を読んで、少しでもこの大会の楽しかった様子が伝わっていたら嬉しいです。
最後に、EVERLIFTの皆さん、補助員をして下さった方々、参加者の皆さん、ありがとうございました。
また、機会があれば是非EVERLIFTへ伺いたいと思っていますので、その時はよろしくお願いします。
今大会の動画はコチラ
今大会の動画は翔さんのチャンネル(Sho Fitness)にアップロードされています。
動画の方が大会の魅力がより伝わると思いますし、僕のシーンも結構尺を取っていただいてるので是非ご覧ください。
それではまた!