こんにちは、カイです。
振動フォームローラーの代名詞とも言える定番商品・ドクターエアのストレッチロールを購入してから半年以上が経過したので、ぼちぼちレビューしてみようと思います。
正直言って、過去に購入したセルフケアグッズの中でも最も体感のあるオススメの商品です。
それでは早速見ていきましょう!
現在はバッテリー性能が改善された3代目「ストレッチロールS(EXFIGHT)」が販売中です。
値段は19,000円と初代より1,000円高いですが、バッテリー持続時間は約2倍になっていますし、そちらの方が断然オススメです。
詳しくはコチラの記事で紹介しているので、参考にして下さい。

目次
- これまで購入したケア用品の中で一番効果を感じているのが、この「ドクターエアのストレッチロール」です
- 4段階の振動レベルを選べる
- 振動フォームローラーは「振動の刺激」によって筋肉をほぐすツール
- 振動フォームローラーの3つのメリット
- 特に「寝る前のケア」で効果を体感しています
- 振動フォームローラーの基本的な使い方
- 振動フォームローラーのデメリット
- HYPERICE社の「VYPER2.0」とスペック上の違いはほとんどないので、値段が安い分ドクターエアの方がおすすめ
- ストレッチロールとストレッチロールSなら、最新モデルのストレッチロールSを選べば良いと思います
- その他の類似品はやめておいた方が無難です
- まとめ:ドクターエアのストレッチロールは、めちゃくちゃオススメのセルフケア用品です
- 追記(2019.3.26):現在はバッテリー性能が改善された3代目「ストレッチロールS(EXFIGHT)」が販売中!コチラの方がオススメです
これまで購入したケア用品の中で一番効果を感じているのが、この「ドクターエアのストレッチロール」です

今回レビューするのは、ドクターエアのストレッチロールです。
今まで購入してきたセルフケア用品の中で、個人的に一番効果を感じているのがこの商品です。
「振動フォームローラー」というジャンルの商品で、その名の通りスイッチを入れるとブルブルと振動します。
通常のフォームローラーはコロコロ転がして圧迫により筋肉をほぐすのに対し、振動フォームローラーは振動を加えることによって筋肉をほぐします。
元々僕は普通のフォームローラー(グリッドフォームローラー)だけ持っていたのですが、周囲のリフターの中で振動フォームローラーの評判が良かったので、興味を持って購入してみました。
Amazonで購入して、価格は税込み18,000円でした。
商品名:ストレッチロール(SR-001)
電源:充電式
充放電可能回数:350回
電池持続時間:最大約180分
定格使用時間:約10分
振動回数:4段階(レベル1~4)
価格:18,000円(税込)
4段階の振動レベルを選べる

この商品には充電式のバッテリーが内臓されており、スイッチを押すと振動する仕組みになっています。
振動レベルは4段階に分かれており、好きなレベルの振動を選ぶことが出来ます。
振動フォームローラーに関する文献(※1, 2)や、日本語で解説されているサイト(※3, 4)をいくつか当たって見ましたが、30~80Hz前後の振動数で十分効果(関節可動域向上、痛みの抑制等)は得られているようです。
ドクターエアの振動数はHz(ヘルツ)に換算すると約38~62Hzなので、どの振動レベルも十分効果のある振動数と言えそうです。
感覚的には、レベル1は心地良い程度の振動ですが、レベル4は相当激しい振動になります。
振動フォームローラーは「振動の刺激」によって筋肉をほぐすツール

そもそも通常のフォームローラーは、筋肉に当ててコロコロ転がすことで「圧迫刺激」を与えて筋肉をほぐすためのツールです。
「静的ストレッチがパフォーマンスの低下を引き起こす」と叫ばれる昨今、フォームローラーはパフォーマンスの低下を引き起こすことなく関節可動域を広げられるツールとして注目を集めています。
振動フォームローラーはいわばその進化版であり、主に振動の刺激によって筋肉をほぐします。(もちろん圧迫刺激も加わります)
具体的には、振動(や圧迫)の刺激により皮膚や筋肉のセンサーに働きかけ、「痛みの感覚を変化させることにより筋肉をリリースしている」そうです。
正直あまり詳しくないのでそこらへんの解説は外部サイト様に任せておきます^^;
現状では、「通常のフォームローラーよりも関節可動域向上に効果が大きい」というようなレビュー論文等は存在していないようですが、振動フォームローラーには通常のフォームローラーにはない様々なメリットがあるため、僕自身はコチラをメインに使用しています。
振動フォームローラーの3つのメリット
振動フォームローラーの主なメリットを3つ上げておきます。
メリット① スイッチを入れて当て続けるだけだから非常に楽
通常のフォームローラーのようにコロコロと転がす必要がなく、スイッチを入れて振動を当て続けるだけで効果が得られるため、非常に楽であるというメリットがあります。
フォームローラーをコロコロするのは気持ち良い反面、全身コロコロするとなると結構面倒だったりするんですよね。
その点、スイッチを押してターゲット部位に当て続けるだけで良い振動フォームローラーは楽で良いです。
メリット② 通常のフォームローラーだと当てることが難しかった部位も簡単にケアできる
内転筋や大胸筋のようにフォームローラーを転がして当てることが難しい部位も、振動フォームローラーなら簡単に刺激することが可能です。
僕自身、これによりケアの幅が一気に広がりました。
さらにピンポイントで当てたい部位がある場合は、ボール型の製品(3Dコンディショニングボール、HYPERSPERE)がおすすめです。
メリット③ 振動がマッサージ的な感覚で非常に気持ち良い
振動がマッサージ的な感覚で非常に気持ち良いのもメリットです。
筋肉がほぐれるのはもちろんですが、気持ち良いので精神的にもかなりリラックスできます。
通常のフォームローラーでコロコロするのも気持ち良いっちゃ気持ち良いんですが、個人的には断然振動有りの方が良いですね。
振動レベル2~3ぐらいがちょうど良い振動数でお気に入りです。
特に「寝る前のケア」で効果を体感しています
僕自身が特に効果を体感しているのが
- 練習前のウォーミングアップ
- 寝る前のケア
の2つの場面です。
練習前に使用すると、筋肉がほぐれて関節可動域が広がりますし、痛み出ている箇所はその痛みが軽減されるのを感じます。(特に大腿四頭筋)
しかし、一番効果を体感しているのは寝る前の使用です。
寝る前にしっかり全身をストレッチロールでケアしてやると、翌日朝の筋肉の硬直具合がまるで違います。
何もケアしないで寝た翌日は筋肉がガチガチになっているのに対して、ケアした翌日は全然筋肉が固まってないし、身体が軽いんです。
特に高頻度のトレーニングで脚や背中の回復が追い付かなくなってきたときに、その効果を実感します。
こればかりは本当に皆さんにも体感して欲しいです。
振動フォームローラーの基本的な使い方
振動フォームローラーの基本的な使い方を説明しておきます。
基本的には公式サイトで紹介されている使い方を参照していますので、気になる方はそちらをご覧下さい。
30~90秒同じ箇所に当て続ける、もしくはゆっくり転がす

時間としては、30~90秒ほど同じ箇所に振動を当て続けます。
もしくは、ゆっくり転がしながら当てていきます。
通常のフォームローラーのようにコロコロ転がして刺激するような使い方は基本的にしません。
振動設定は4段階のうち1~3メインで

ドクターエアのストレッチロールは、振動レベルが4段階に分かれています。
公式サイトに各部位ごとの推奨振動レベルが載っていますが、基本的には1~3が推奨されています。
臀部のように皮下脂肪が厚く振動の伝わりにくい部分は2~4を、すねや太ももの横のように皮下脂肪が薄く振動の伝わり易い部分は1~2を目安に使用すると良いでしょう。
各部位への具体的な当て方については別の記事で解説します
各部位への具体的な当て方については、現在準備中の別の記事で解説します。
しばしお待ちを。
振動フォームローラーのデメリット
この商品自体がどうというわけではありませんが、振動フォームローラー自体のデメリットについても触れておきます。
振動が結構大きいので、マンション住まいの方などは防音・防振対策が必要かも
一番のデメリットは、振動がかなり大きいということです。
マンション住まい(特に2階以上)の場合は何らかの防音・防振対策が必要になると思います。
フローリングで直接使用するのは極力控え、布団やマットレスの上で使用するようにしましょう。(実際結構マシになります)
充電が切れるとただのフォームローラーになってしまう
当たり前のことですが、振動フォームローラーは充電が切れるとただのフォームローラーになってしまいます。
ウォーミングアップの途中で充電が切れたりするとかなりダルいです。
特に、片脚だけ当てた直後に切れたりするとめっちゃ萎えます。
早いと50分ほどで充電が切れてしまうので、数日に一回は充電が必要です。
ただ、「充電しても動かなくなった」という類の不具合は起きていないので、そこに関しては問題ありません。
サイズが大きいので、ジムや遠征先などに持って行きづらい
パワーリフター視点で言うと、サイズが大きいので遠征先などには持って行きづらいのが辛いところです。
そもそもベルトやシューズ等でカバンがパンパンなのに、さらに容量を取る振動フォームローラーの存在はかなり厄介です。
振動フォームローラーを持ち運ぼうと思うと、遠征用に大きいカバンが必要です。
持ち運ぶシチュエーションが多い場合は、サイズが小さく持ち運びに便利なボール型の製品(3Dコンディショニングボール、HYPERSPERE)がオススメです。
HYPERICE社の「VYPER2.0」とスペック上の違いはほとんどないので、値段が安い分ドクターエアの方がおすすめ
振動フォームローラーの中で信頼できる製品として、HYPERICE社の「VYPER2.0」という選択肢もあります。
VYPER2.0は、ドクターエアのストレッチロールと比較してもスペック上の違いはほとんどありませんが、値段は倍以上とかなり高価です。(下表参照)
個人的には、値段が安い分ドクターエアの方がおすすめです。
商品名 | DOCTOR AIR ストレッチロール |
HYPERICE VYPER2.0 |
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サイズ | Φ150×H310mm | Φ150×H300mm |
重量 | 約750g | 約1,200g |
振動数 | 4段階(38~62Hz) | 3段階(48~72Hz) |
保証期間 | 1年間 | 1年間 |
価格(税込) | 18,000円 | 39,800円 |
ストレッチロールとストレッチロールSなら、最新モデルのストレッチロールSを選べば良いと思います
僕が購入したのは旧モデルの「ストレッチロール(SR-001)」ですが、最新モデルは「ストレッチロールS(SR-002)」となっています。
ストレッチロールSは、中身のスペック自体の変更点は振動数の帯域が若干広くなったぐらいですが、表面の形状が大きく変更されています。


旧モデルのストレッチロールは縦の溝があるだけだったのに対して、最新モデルのストレッチロールSでは、当てたい筋肉の部位や好みに合わせて、4つの形状から最適な凹凸を選ぶことが出来るようになりました。
値段は19,000円と、旧モデルと1000円しか変わりません。
これから購入される方は最新モデルの「ストレッチロールS」の方を選ばれると良いのではないかと思います。
その他の類似品はやめておいた方が無難です
ちなみに、Amazonや楽天等で「振動フォームローラー」と検索すると、類似品が沢山出てきます。
友人リフターの持っているこの手の類似品を試させてもらったことがありますが、めちゃくちゃ振動が弱く、「正規品の振動レベル1=類似品の振動レベル4」ぐらいでした。
少々値は張りますが、振動系の商品に関しては、有名メーカーであるドクターエアかHYPERICEの商品を選ぶのが無難だと思います。
まとめ:ドクターエアのストレッチロールは、めちゃくちゃオススメのセルフケア用品です
僕が今まで購入したケア用品の中で一番体感のあった「ドクターエアのストレッチロール」のレビューでした。
練習前のアップと寝る前のケアの両方に使っていますが、やはり寝る前のケアで使ったときの翌朝の快調っぷりが最高です。
通常のフォームローラーで現在満足している方も、振動フォームローラーを使ってみると、マジで世界が変わると思います。
高頻度のトレーニングをされる方や、疲労が溜まりやすい部位がある方には本気でオススメしておきます。
追記(2019.3.26):現在はバッテリー性能が改善された3代目「ストレッチロールS(EXFIGHT)」が販売中!コチラの方がオススメです
現在はバッテリー性能が改善された3代目「ストレッチロールS(EXFIGHT)」が販売中です。
値段は19,000円と初代より1,000円高いですが、バッテリー持続時間は約2倍になっていますし、そちらの方が断然オススメです。
詳しくはコチラの記事で紹介しているので、参考にして下さい。

3. 論文紹介】ウォームアップで行う振動付きフォームローラーは柔軟性や筋力にどのような影響を与えるか? – THE STRETCH
4. 振動するローラー、ドクターエアストレッチロール(マッサージロール)とフォームローラーどう違う?効果は? – FIT EVANGELIST
ドクターエアに関する記事一覧